第5章 *一番大きな感情編* 完結
\夢の背景は真っ赤な血/
※地土視点
【これは美味しいかな?】
【…知るか】
【これは面白いかな?】
【…知らん】
【これは壊れてしまうモノかな?】
【…】
【人を殺したら、どうなるかな?】
君は、それ以来俺に答えてくれなくなった
「…オイ」
「…」
「チッ…。 何でこっちに来るんだよ」
ピンク髪の白い長い耳が生えた目付きの悪い彼は
地土「卯(ウ)、君は俺の質問に答えてくれるかな?」
笑っている主の俺を睨んでいた
彼は卯という俺の契約獣
卯「…」
ホラね? 君は答えてはくれない
地土「…おや? また背景の血が増えたね」