第5章 *一番大きな感情編* 完結
また彩は、笑った
地土「…俺はもう、違うから」
時は人を変え、人は時を忘れられない
地土「…さよなら彩、愛していたよ」
彩「わたーーー…」
=ビュッ=
=ゴトッ=
彩が何かを言う前に、地土は片腕を振るった
…彩ははると同じように倒れた
地土「…俺が、君を変えてしまったのだろう…」
風夜「…うっ…」
風夜は手で頭を押さえながら意識を取り戻し、ゆっくり起き上がった
風夜「…一体、何が…?」
瞳に映った景色に目を疑った
風夜「くっ首が…!!?」
血、血、血…
真っ赤な血、血の海だ…