• テキストサイズ

黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第5章 *一番大きな感情編* 完結



地土の右目には、くっきりと残っている三本の爪痕…



地土「…彼女の狂気にやられてしまったようだねぇー…」
地土は震える手でルナの背中を撫でる

地土「…すまない、追い返すだけなんて甘かった…。 だから、俺が終わらせるよ…」
そう静かに囁くと、ゆっくり立ち上がり…




地土「…雪、彩、はる、和真…」
四人の名前を呼び、続けて…








地土「死んでくれる?」
口にした



雪「何をーーー…」


=ザンッ!!!!=


雪の体から、赤い液体が吹き出た


雪「ぐっぁ…!!!!」
雪はドシャッと倒れ込んだ

地土「…ねぇ、雪」
雪「ぐっ…!!」

地土は雪を踏みつけ、見下ろす

地土「俺の言葉、聞こえなかったわけじゃないよね?」
雪「うっぐっ… (今…何が…あった、んだ…? 契約刀でも、持ってるの…か…?)」

雪は痛みに顔を歪ませながら地土の両手を見るが、何も無い
/ 885ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp