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黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第5章 *一番大きな感情編* 完結




「見ィつケた…」



=ドックン=



聞き覚えのある、聞きたくはなかった声が聞こえて


地土の鼓動が高鳴った…







「私の愛しい愛しい…






       地土      」





地土「…あ…や…」
『あっあの女が…?』

呟くように震える地土が口にした名前、それは、現れた"彼女"へと向けられていた



赤髪の長い髪、顔は幼く…。 何処か、風時の面影があった



(あの女が…。 風時の、母…!!?)
ルナは真っ直ぐ彼女…彩を見ていたら、彩はゆっくりとこちらに視線を…


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