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黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第5章 *一番大きな感情編* 完結



雷電「…なるほど、本当に風を操る特殊能力者か…」
さっきの攻撃を放ったのは、契約刀の槍を持つ雷電

地土「…何だか、まるで俺が言った事を信じてないような言い方だね…?」
雷電「そう言ったつもりだ、お前は怪しいからな」

地土「えー酷いねー…」
風夜「相手は…、三人か」

一希「たった三人で俺達に楯突くなんて! 命知らずだね風夜!」
優「一希、油断は禁物だよ?」

炎火「三人共特殊能力者だからな…。 手加減は出来ない」
地土の立っている左右に全員は並び、それぞれの体にある入れ墨から契約刀を引き抜いた

雪「…そいつ等が、新しい仲間というやつか」
和真「後から現れた連中の為に僕達を捨てただなんて…! 許せないッ…!!!!」

和真の言葉で風夜達は首を傾げた

風夜「捨て…た…?」
はる「…何? 話されてないの?」

地土「俺の過去と君達の事は、今の俺の仲間達に話す必要はないよ。 いつまでも俺から離れられない君達の事なんて…ね?」
地土の言葉で和真の額にピキッと青筋が浮き出た

和真「地土ィイイイ!!!!」
雪「和真!!!!」

和真「僕が!!!! 僕達がどんな思いをしてお前を探し続けたと思っているんだ!!?」
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