第5章 *一番大きな感情編* 完結
雪「はいはい、無視して悪かったね」
和真「無視したのわざとか! タチ悪いわ!!!!(怒)」
風時「…あ!」
風時は店内の時計を見て勢いよく立ち上がった
和真「どうした?」
風時「ぼっ僕、機械の部品を買いに来たのを忘れていました…」
雪「君、機械を扱うのかい?」
風時「僕は生物専門家なんですが…。 訳あってある機械を作ってるんです」
和真「ふーん…。 どんな部品を探してるの?」
風時「HV型の1536のネジです」
※HV型=はい、ヴィジョップ型の部品という意味(オリジナル)
※1536=2000種類以上ある部品の中、1536番目に作られた部品という意味
和真「わぁっ偶然、僕それ持ってるよ」
和真は袋に入っているネジの中から風時が言ったネジを取り出した
和真「あげるよ」
風時「わぁ! ありがとうございます!」
雪「和真それって…」
和真「彩(アヤ)姉さんのだよ! 分解したやつ」
和真は袋をしまいながら雪に答える
風時「彩…さん?」
和真「僕達と一緒に居る人の事だよ」
雪「俺の幼馴染みさ…」
風時「幼馴染みって…。 小さい頃から一緒ってやつの事ですか?」
雪「そういう事」