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黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第5章 *一番大きな感情編* 完結



風時「はい! ありがとうございます!vV」
ニコニコ笑いながら珈琲を飲む風時を見て、男は珈琲を一口飲んだ






=ブーッ!!!!=


吹き出した



「っうわ…!!」
吹き出した先に誰かが立っていたようで、もろかかったようだった



「もうっ!! 何すんだよ雪!!!!」
雪「すまない、和真…」

怒る和真に雪は謝った

風時「だっ大丈夫ですか?; 今ハンカチあるんで…」
風時はポケットからハンカチを取り出し、和真の服にかかった珈琲を拭く

和真「…あ、ありが…とう…」
雪「…」

和真「なっ何見てんだよ!!?」
雪「何故怒る」

カァッと頬を少し赤くした和真がまた雪に怒った

風時「お二人さん、知り合いなんですか?」
雪「まぁ、十数年前くらいの付き合いかな…」

和真「ふん! 僕は知り合いになったつもりはないよ!」
風時「あ、ではお友達ですか!」

和真「何でそうなるんだよ!!?」
雪「プッ」

ツッコム和真に雪は笑った

和真「わっ笑うな雪! だっ大体この子はどうしたのさ!!?」
雪「迷子になってたみたいだから、保護したのさ」
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