第5章 *一番大きな感情編* 完結
風夜「な…!!? かっ風…!!?」
突然吹きあられた強い風が浜辺の砂を巻き上げ、砂煙で和真と雪の姿を消した…
『まっ待てッ…!!!!』
二人の後を追いかけようとしたルナは地土に腕を掴まれて止められた
『地土…!!何故邪魔をーー…ッ!!?』
ルナはバッと地土の方を振り返ると、気づいた
腕を掴んでいる手からも、嫌でも分かるくらい伝わってくる…
『地土…
震えてるのか…?』
夢で、あってほしかった
でなければ、でなければでなければでなければ…!!!!
何処へ、逃げればいい…?
地土「…海って広くて、何処までも続いてるように見えるけど…。 結局はーーー…