第5章 *一番大きな感情編* 完結
地土はすぐさまルナの前に立ち、ルナを後ろに隠した
雪「…そこまで必死になるって事は、その子が地土の…
…………子?」
『…は…?』
地土「お前には関係ない…!!!!」
雪「地土があの子を連れて去ったのは七年前…。 だから、三歳の子供だったね?」
『七年前の三歳の子供…?』
そこでルナはハッとした
雪「大きくなったね? 風時ちゃん」
雪は優しい表情でルナに微笑んだ
地土「去れ…!!!! これ以上留まるとただではおかないぞ…!!!?」
雪「…今は、去ってあげるよ。 でも、次は、必ず
その子を、風時を、連れ戻しに来るからね…?」
=ヒュウゥゥー!!=