第5章 *一番大きな感情編* 完結
『七年…前…?』
地土「…そうだよ? 俺は七年前、君達の元から姿を消した。 だけど……それがどうしたというんだい?」
和真「お前は僕達を裏切った…! 信じてたのに…!! 仲間だと思ってたのに…!!!!」
地土「仲間ぁー…? …アハッ、アッハッハッハ!!!!vV」
地土は腹を抱えて笑い始めた
和真「なっ何がおかしい…!!?」
地土「ハハッ! ねぇ和真? 仲間って言葉の意味をちゃんと知ってるの?」
和真「意味って…そんなの…」
地土「…仲間ってのは互いを大切にしあって守り合い…。 この者達なら一生一緒に居てもいいと思えるような事だ…」
和真「だっだから何だって言うのさ…!!」
地土「あの頃の俺は、"あいつ"以外の事を仲間だとでも思っちゃいなかったんだよねぇ…」
笑い終えた地土は一息つき…
地土「だから俺は、君に"裏切り"扱いされる筋合いはないんだよね?」
地土の言葉や瞳、全身から溢れるこの感じは…
"狂気"
地土「だから、もう俺に関わらないでくれる? 俺はお前達なん「相変わらず俺達から逃げ続けるんだな、無様な地土」