第5章 *一番大きな感情編* 完結
巨大な爆音が聞こえた
『今の爆音は…!!?』
風夜「一希や炎火達が居る場所からだ…! 行くぞルナ!!」
『あぁ!!!!』
二人は爆音がした方へと向かった
どうか、どうかどうかどうかどうか…
夢であってーーー…
『一希!炎火!雫! 大丈夫か!!?』
ルナと風夜は駆けつけると、雫と一希に傷はなく無事だと確認が出来た
雫「ルナ…!! 私達は平気だけど炎火が…!!」
震える手で指を差す雫の先は砂煙が立って見えない先……確か、炎火が入っていたビニールハウスがあったはずだ
風夜「炎火! 居るなら返事しろよ!!?」
風夜は砂煙が立っている方に向かって呼びかけた
…すると
=ガキィィーーン!!=
炎火「く…!」
刃が弾かれた音がしたとともに、砂煙の中から炎火が飛ばされて出てきた