第4章 *因果と雨編* 完結
\夜空の記憶、突然の頭痛/
風時「早波さんは体と精神の疲労で無理しました、約二日間の休息が必要ですね」
ルナ達は黒蝶組に帰って来たのだ
右頬に湿布が貼ってある雷電はベッドの上でグッスリと眠っている
風時「もう… 心配させないで下さいよ…
優さん!」
眠っている雷電の隣のベッドには、上半身が包帯グルグル巻きの姿の優が横になっていた
優「ごめんね風時; でもこれはまだ軽傷の方…」
風時「傷に軽傷も重傷もありません!! 怪我している時点でアウトですよ!」
風時がプンプンと怒る中で、優は苦笑いしたままだ
風時「とりあえず! 優さんも約二日間は十分な休息を取る事です!」
優「…」
風時「優さん? 聞いてますか?」
優「…zZ」
風時「寝ちゃったんですか…」
地土「もう夜遅いからね」
風時「広原さん!」
風時は地土の側に駆け寄った
地土「風時お疲れ様、もう夜遅いから眠ってもいいよ?」
風時「はい! ではお休みなさい、広原さん」
地土「お休み」
地土は風時の頭をよしよしと撫でると、風時は小さくアクビをして自分の部屋へと駆けて行った
地土「…二人共、お疲れ様…」