第4章 *因果と雨編* 完結
=バチッ!!=
雷が発され、雷電の手には槍の契約刀が握られていた
雷電「…熱いな…」
槍を持っている手から少し煙が立っている
"拒絶" されている証拠なのだ
雷電は槍を地面に突き刺すと、数歩後ろに下がって離れた
雷電「…〔俺の声に答えろ… 俺の名は早波雷電、お前と契約を結びし者…〕」
空が黒い雷雲に覆われる
雷電「〔俺は早波雷電… お前と再契約を望む…! さぁ答えろ…!! お前の名は…!!!!
速豹(ソクヒョウ)!!!!〕」
=ガシャーーン!!!!=
槍に突然、雷が落ちて
煙の中から現れたのは…
雷電「…それがお前の実体化した姿か…」
白いタキシードを纏った金髪の男…