第4章 *因果と雨編* 完結
雫より先に炎火が答えた
『炎火が…?』
炎火「何だその"嘘つけ!"って言いたげな顔は?」
『よく分かったな?』
炎火「残念だが事実だからな!!?;」
雫「これは本当よルナ! 炎火がくれたの♪」
『ほー… 雫はそのイヤリングが本当に大切なんだな?』
炎火「そりゃあ何たって俺があげたかr「可愛いからスッゴく気に入ってるのvV」
『確かに雫にはよく似合ってる』
ルナと雫は楽しそうに笑い合う
炎火「…どうせ俺なんて…(泣)」
部屋の隅でうずくまっていじける炎火←
地土「あ、ルナ起きたのね」
『起きて悪かったな』
様子を見に来た地土が部屋に入って来た
地土「寝たきりって事は……まだ動けないのかな?」
『…そうだな……まだ体中がピリピリしててよく動けない…』
雫「え…? まさか体に害が…?」
地土「そういう訳じゃないよ、ちょっとした副作用だよ」
雫「副作用…?」
『睡眠薬でいきなり眠らされたから、脳がなかなか体に命令を出せないだけだろう…』
地土「最近新しく作られた睡眠薬だろうね、多分一般人が飲んでたら三日は目を覚まさないよ」