第4章 *因果と雨編* 完結
\決着の日/
『ん…う…?』
ルナはカーテンの隙間から差し込む日の光に目を覚ました
『…何故俺はベッドの上に…?』
雫「あっ起きた?」
ベッドの近くの机に向き合って座っていた雫がルナの方を向いた
『雫…? 俺は一体…』
炎火「なっさけないなルナ? 睡眠薬を盛られて眠っちまったらしいぞ?」
『炎火は死ね』
炎火「えぇ!!?; 酷くねっ!!?」
雫「風時が調べた結果、別に体に何も害がないから大丈夫だってさ!」
『そうか…よかった………ところで雷電は…?』
雫「早波君…? 早波君なら今朝早くから何処かヘ行っちゃったけど…」
『…全く、雷電も勝手な奴だな』
ルナは深いため息をついた
炎火「ルナには負けるだろうな!vV」
『死ぬ?黙る?』
炎火「黙らせていただきます!!;」
ルナの睨みつけにすぐさま口を閉ざした炎火
『…そういえばさ…』
雫「ん? どうしたの?」
『雫っていつもそのイヤリングつけてるよな?』
ルナは雫の両耳についている金色のイヤリングを指差した
雫「あっこれ?これは「俺があげたんだ」