第4章 *因果と雨編* 完結
地土の手から紙を取ったのは
『俺が行く』
ルナだった
雷電「ルナ…!!?」
『一人で行くのが嫌なら、俺が一緒に行くさ!』
ルナは雷電を見てニッと笑った
地土「あーぁ……というわけで、ルナと一緒に行ってらっしゃい雷電君vV」
雷電「はあぁ!!?; おいちょっと待てよ…!!;」
地土「何か?vV」
雷電「何で俺がルナと…!」
地土は雷電とルナを交互に見ると
地土「…プッ…
別にルナは雷電君の事を男として見てないから大丈夫だよ♪」
雷電「おい今笑ったよな? ルナと俺を交互に見て笑ったよな!!?」
『何をさっきから騒いでんだ?』
地土「あ、もう待ち合わせ時間まで30分もないや」
『それはさっさと行かないとな!』
ルナは片手に傘を持ち、もう片方の手で雷電の手首を掴んだ
雷電「な…//!!?」
『行くぞ雷電!』
地土「行ってらっしゃーい♪
変な妄想抱いちゃダメだからね雷電くーん!vV」
雷電「この…!!!! 確信犯がーーー!!!!」
雷電の叫び声は雨音でむなしくも消えた
\決着の前日/ 終