第4章 *因果と雨編* 完結
雷電、お前…
鷹の爪の時以来、"契約刀に触れていない"だろう?』
雷電「…あぁ」
『…どうするつもりなんだ?』
雷電「…どうも…しないさ」
『…分かってるのか?
このままにしてると後戻り出来ない事に「分かってる!!」
怒鳴った雷電の言葉でルナは口を閉じた
雷電「…これは俺の…自分自身の事だ…!!
お前には関係ない…ほっといてくれ!!」
雷電はルナの横を通り過ぎてく
『…雷d「やめなさい、ルナ」
雷電を呼び止めようとしたルナを呼び止めたのは地土だ
地土「あれは雷電君の問題なんだよ?」
『だが地土! ほっといたら雷電は…!』
地土「…消えるね…いや、死ぬか」
さらっと言った地土にルナはカッとなった
『地土!! 雷電は仲間だろうが…!!』
地土「仲間でも、隠したい事はあるさ」
『…!』
地土「彼は死ぬ事を承知して契約獣と契約したんだよ?
契約刀を持つ者には必ず
"孤独"を持つんだからね?」
地土はポンッとルナの頭を撫でた
地土「何かすれば代償は必ず返ってくる
それは良い事でも、悪い事でもね?」