第4章 *因果と雨編* 完結
風夜はヘルメットを被ると、優も自分のバイクに乗ってヘルメットを被った
風夜「行こうぜ? 優」
優「あぁ!」
一希「俺も行くよーー!!vV」
=ダダダダッ!!=
風夜「ん? かず…ぎぃぃやぁぁああ!!!!;」
猛ダッシュで走ってきた一希がジャンプし、バイクに乗っている風夜に飛びついた
…いや、体当たりした
風夜「はっはっ…;
俺のバイクと俺を壊すつもりかよ…!;」
一希「ごっめ~ん!☆」
と、謝りながら一希はちゃっかり風夜の後ろに乗っている
風夜「ったく…;」
優「風夜大丈夫…?;」
風夜「もうそれなりに慣れて来たさ…;」
風夜は予備のヘルメットを一希に被らせた
風夜「飛ばすから、落ちんなよ?」
一希「りょーかい!♪」
一希は風夜にガシリッとしがみついた
風夜と優は顔を見合わせ、同時にエンジンをかけると走り出した
そんな風夜達を見ていたのは
『またか、雷電』
窓際に寄りかかっている雷電の元にルナは歩み寄った
雷電「…優はともかく、風夜と一希は地土から許可を貰ってないだろ?」
『風夜の事だ、忘れてたんだろ………それよりも