第3章 *鷹の爪編* 完結
「記憶が混乱してしまっているんだな…
…乱暴には扱いたくはなかったが、仕方ない」
=ボキッ!!=
『うっ…ああぁぁぁ!!!!!!』
ルナの片足をあっけなく男に折られた
風夜「テメェ!!!!」
「弱者には用はないんだよ…!!!!」
男はざわっとざわめくと、男の長い髪が風もないのに浮く
「ルナはこの時間の人間じゃない…!!
あるべき場所…
俺と"同じ"空間で過ごすんだ!!!! 」
=ドックン!!= =ザッ=
「何…!!?」
男が振り向いた先には
「ガオオォォォ!!!!」
白き虎だった
『まさか…! 落なのか…!!?』
落「ガオォ!!!!」