第3章 *鷹の爪編* 完結
\さよなら、鷹の爪/
陳「おやすみ……落……」
陳は落にそう言い残すと、脱ぎ捨てた黒いコートを拾ってルナに歩み寄る
風夜「とまれ! それ以上近づくな!!」
『馬鹿、陳は敵じゃないさ』
風夜「え?そうなのか?;」
陳「君達悪かったね
黒蝶組は帝国ナイトオールに繋がりがある組かと思って警戒してたんだよ」
風夜「お前は血の男で有名だもんな…」
風夜は陳に向けていた契約刀を下ろした
陳「俺はルナちゃんに協力…
黒蝶組と同盟を組みたいと思ってる」
風夜「鷹の爪が黒蝶組と同盟を!!?」
『俺が地土に頼み込んでみるさ
それに、支配者の力で血の男という手配をもみ消しにする事くらい出来るだろう?』
優「しかしルナ…
そんな簡単な事じゃ『あ"っ?』すみませんでした!!!!」
風夜「謝るの早っ!!!!;」
陳「ありがとうルナちゃんvV
…それと、返事を聞かせてくれるかな?」
『返事? …あぁ、あの告白のか』
風夜「告白!!?」
陳「そうそう♪
まだ悩んでるなら後ででも『すまん、無理』ええぇぇ!!? 全然悩んでない言い方だね!!?;」
『当たり前だろ!』