第3章 *鷹の爪編* 完結
期間という"限界"だ
体が、心が保たなくなり
精神や体が強い者でもいつかは限界がくる
限界が訪れた者には残された道はただ一つ
"死"のみだ』
風夜「死…!!?
じゃああいつは死んじまうのか…!!?」
『残念だが…』
ルナはそっとポケットに魔の書のページをしまった
陳「…落、ありがとうね
寿命が決まってしまっている君がこんな組にいてくれて…」
落「…ゥッ…ァ…」
ちゃんと喋れない落の頭を陳はそっと撫でた
陳「組を守ってくれてありがと…
優しい落 」
違う…
俺はただ…
強くなりたいからこの組にーーー…
落は倒れ込み、静かに目を伏せた…
\白き虎の裏切り/ 終