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私にとっての自由の翼【進撃の巨人】

第3章 再会





結局調査兵団志望者は全体の約4分の1程度だった。



少ないだろうと感じていたが、ここまで少ないとは思いもしなかった。



あたりを見渡すと、仲の良い人たちはほとんどいなくて、その殆どは駐屯兵団へ行ってしまった。アンナは別として。

このメンバーと一緒に頑張れるのだろうか、私はすごく不安だった。

中には、あまり良い噂の聞かない兵士も沢山いた。訓練兵団の時からとっかえひっかえ女兵士を抱きまくり、すぐに捨てる奴もいる。
あまりかかわりたくないんだよなぁ………でも、そういう奴に限って成績は優秀。くそ、それが1番腹が立つ






兵服が支給され、深緑色のマントを手に取る。



そこには自由の翼があった。




ふと、3年前のあの日を思い出す。





エルヴィンさんが壁外調査へいってしまってから気づいてしまった恋心。エルヴィンさんの背中には自由の翼。それは脳裏にしっかりと焼き付いている。


今、それは私の手の中にあるのだ。




はやく、あいたいなぁ







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