第3章 再会
『………っ、ずっと好きだった!!』
…………まただ。先ほどのフ……なんとかさんに引き続きこの…………タ……なんとかさんにも呼び出され。
しかも、この人に関しては調査兵団に入るみたいだから今日が最後じゃないんだけどなぁ…………
『えと、お友達でいましょう……?』
決まって、私はそういう。
告白してくれるのはとても嬉しい。女として正直嬉しい。
でも、話したことのない人に告白されてもどうしたらいいかわからない。
関わったこともないはず。
これがエルヴィンさんだったら……なんて考えてしまう。
『そっかぁ、ごめんな急にこんなこと言って』
『ううん、ありがとう。これからも一緒に頑張ろうね』
『お前も調査兵団だっけ?せいぜい死なないようにな!』
『そっちこそ』
よかった、気まづくならなさそう。
その日は夜までみんなとの別れを惜しんだ。