• テキストサイズ

私にとっての自由の翼【進撃の巨人】

第14章 ギャップ






その次の日から食堂で3人に教育する日々が始まった。基礎的なことから難しいことまで何から何まで説明をする。


『というと、俺達はこのブレードで巨人のうなじを削ればいいってことだな?』

『うん、ファーランくんそうだよ。巨人の弱点はそこだからね。』


『なんで弱点なんだ???』

イザベルちゃんが身体を前に乗り出して私の目の前にくる。すごくキラキラしてる。


『んー………まだそれはわかっていないんだ。巨人って本当に謎だらけだから………わかってることと言えば、人を食べることと夜は活動しない、あとは生殖器がないこと、とかかな。』


『へぇ〜……』

『もちろん、自由を取り戻すために壁の外には行くけど、まずは巨人について知らないとね。謎もはやく解かないと。』


巨人は本当に謎だらけだ。


まず、巨人はどこから来ているのか。なにからできているのか。体の構造は?排泄は?言語は?


わからないことが多すぎる。だから私達は巨人に勝てない。



/ 152ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp