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私にとっての自由の翼【進撃の巨人】

第13章 一匹狼






______あれから数年の時がすぎた。




その後の壁外調査で当時の団長が巨人に食われ

分隊長だったキースが団長となった。

そしてエルヴィンは分隊長となった。

ミケとハンジもそれなりの役職につくことになる。


アンというと…………

___________




『アン』

『珈琲ですね、ちょっと待っててくださいね』

『よくわかったね、さすが私の秘書だ』

『それだけじゃないくせに。』

『そうだった』


私はあれから死にものぐるいでリハビリをし、なんとか元々行っていた訓練や立体機動をこなせるようになっていた。


だけど、エルヴィンさんが『これからも私の仕事を手伝って欲しい』と言ったので_____

あぁ、エルヴィンさんはいつのまにか一人称を『俺』から『私』に変えていたみたい。多分分隊長になってからかな。…………たまに私たちの前では戻るけど。それがなんとなく嬉しい。


でも、この数年の間にも壁外調査は何回もあった。もちろん私も参加させてもらった。いつも伝達係としてエルヴィンさんのそばにいさせてもらっている。

その壁外調査でたくさんの仲間が次々と亡くなっていき、

気がついたら同期は私とトーマスだけだった。


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