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CANDY☻BOX【気象系BL】

第7章 ミルフィーユ



*相葉雅紀

もうすぐ、あの時期がやって来る。
待ちに待った、あの1週間が…。


雅「…おっはよ〜!」


俺は、楽屋の扉を勢いよく開けて
中に入る。



潤「…はよ〜」

雅「…あれ?まだ潤だけ…?」

潤「うん、そうみたい…」


潤は、そう言って『ふああっ』と
あくびをした。

…ふふ。可愛い…。

俺と潤はね、付き合ってるんだ。

俺から告白した。
そしたら…潤も同じ気持ちだったみたいで
晴れて恋人同士になったんだ!

…というか。
この状況は、チャンス…だよね?

楽屋には、俺たちしかいないんだし…。

そう思って俺は、楽屋の畳の上であぐらを
かいて、机に突っ伏している潤の後ろに
回り込んだ。


雅「…じゅ〜ん」

潤「なんだよ…まー?」

雅「へへ…。ちょっとイチャイチャしようと
思って」

潤「ここ、楽屋だぞ…?」

雅「イイじゃんイイじゃん…!」

潤「…ちょっ!」


俺は、潤を後ろから包み込んで
自分の胸に潤をもたれかけさせた。

潤は、少しバタバタしてたけど
俺が離さないでいると、諦めた様に
俺に体重を預けてきた。


雅「…ねぇ、昨日は何してたの?」

潤「そんなん、別に関係ないだろ…」


…あらら?
なんかちょっとむくれてませんか…?











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