第6章 マドレーヌ
翔「…お前、はやすぎ…」
和「…言わないでっ…!」
僕の言葉に、翔兄はクスクスと
笑っている。
…うう
余裕ぶっちゃって…っ!
和「…んっ…はやく、動いてっ…?」
翔「…っく!…ちょ、和…!」
僕は、翔兄を締め付けながら
自分で腰を動かした。
…僕だって負けないんだから…!
和「…んあっ…はあっ…うあっん…んんっっ」
翔「…か、ずっ…!くっそ…!」
和「…んああッッ!…ひあっ…んふっ…」
翔兄は、僕の腰を引き寄せると
思い切り強く、奥を突いてきた。
…もう、感じ過ぎて…狂っちゃう…。
和「…あんっ…あっ…あっ!…ああっっ…!」
翔「…和、イっく…!」
和「…ふあっ…ああっん!…ぼ、くもぉっっ…!」
僕達は、同時に果てた…。
それと同時に、僕の意識は
あたたかなまどろみの中に消えていった…。