第5章 フォンダン・オ・ショコラ
【after story…】
*櫻井翔
あの後、俺は別の撮影現場に
ついて行った。
なんとか備品を汚さずに済んだし…。
よかったんだけど…。
俺の中っ…!
相葉くんの…アレが…。
今にも垂れて来そうだよ…。
…さっきトイレに行きたかったのに…。
行けなかった…。
俺が、1人でため息をついていると
俺の名前を呼ぶ声がした。
「…佐藤さ〜ん!」
翔「…あ、はい!!」
俺が顔を上げて、その人を見ると…
翔「…相葉くん…」
にっこにこの笑顔で、俺を手招きしてる。
あくまで名前は佐藤さん、だけど…。
俺が相葉くんの元に行くと、
相葉くんは、俺の手を引っ張った。
雅「…ここ!…見てくださいよっ!」
翔「…え?どこですか…?」
雅「ほら!ここですよ!ここ…!」
相葉くんが指を指している方向を、
見ているけれど、何も無いように見える…。
翔「…あの…?」
雅「もう、鈍いなあ…」
翔「…っあ…んんっ…!?」
俺が相葉くんを見ると、腕を引かれて
キスされた。
…ええっ!?
今、皆さんいるんだけど…!?
翔「…ちょっ…!んふぅっ…!」
薄目を開けて見てみると、丁度
俺達のいる所は、柱の影になって見えて無いみたい。
…だから、ここに呼んだのか…!
か、確信犯だっ…!
雅「…今日、家に来るよね…?」
翔「ふふ…もう、しょうがないなあ…」
…ちょっとだけ、ハラハラ…ドキドキした
ドラマの撮影現場潜入でした☆
楽しかったよ♡
【お・わ・り♪】