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CANDY☻BOX【気象系BL】

第5章 フォンダン・オ・ショコラ




雅「…翔ちゃん…?」

翔「…っう…」


相葉くんの雰囲気が、どんどん険しく
なっていく。

…ますます言いにくいよ…!


雅「ほら、言って…?」

翔「…うあ…あ、のね…」


俺は、耐えられなくなって
口を開いた。

このまま黙り続けるなんて無理っ!
今の俺には、この相葉くんに勝てる自信なんて
ないもん!

だったら、正直に話した方が絶対いいに決まってる。

俺は、相葉くんの衣装を
軽く掴み、相葉くんを見上げた。


翔「…俺ね…」

雅「…うん」

翔「心配だったの…。相葉くん、最近ずっと
忙しくしてて、いつか無理して倒れちゃうんじゃ
ないか…って」


俺が、うるうると目に涙を溜めると
相葉くんは優しく笑ってくれた。

…いつもの相葉くんに戻った…。


雅「…ありがとう、翔ちゃん。…
でもね?もうこういう事は、しないで…?」


相葉くんが俺の頬を撫でながら
そう言った。


翔「…どうして…?」

雅「…そりゃあ…俺が嫉妬するから」

翔「嫉妬…?」


相葉くんから、思わぬ言葉が出てきて
俺は、首を傾げるしかなかった。







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