第9章 マカロン・ダミアン
*二宮和也
俺は、今幼なじみの潤の家に
恋人の智と遊びに来ています。
みんなお酒も回って
ほろ酔い状態。
…んで、一番やばい事になってるのが。
智「…んんっ…おい、チュウしろ〜!」
翔「えっ!…ちょ、智さんっ…!?」
和「…はあ」
うちの智。
この人、酔うとキス魔になるから…。
潤の恋人の翔くんを、押し倒してるよ。
あ〜あ。
潤の機嫌が…。
潤「…おい、和」
和「…な、に」
ほら、言わんこっちゃない…。
潤「…可愛い過ぎるんだけど」
和「…はい!?」
潤は、智と翔くんをみて
にやにやしてる。
…あら、これはいい感じに…?
俺の目的は、これだったんだよね…。
でも、今はまだ…はやいかな。
和「こら、智。翔くんから離れて」
智「…ううっ…やめろ〜」
和「はいはい」
俺は、無理やり翔くんから
智を引き剥がし、自分の隣に座らせた。
潤「翔はこっちおいで…?」
翔「う、うん…」
翔くんは、潤の隣に座ると
またビールを飲み始めた。
…お酒、好きなんだな。
まあ、まだ飲み会も始まったばかりだしね。
俺も楽しまなくては。
和「…智?…ビールいる?」
智「んうっ…!よこせっ!」
和「あ、ちょっと…!」
俺が、智にビール缶を差し出そうとすると
確認をとる前に智にぶんどられた。
…ああ、これはもう…。
面白いかも…ね?