第3章 1.久しぶりの再会
そしてローバウル自信も淡くひかりだす。
「……それではお願いします」
「もういいの?」
「ええ、これ以上いてしまったら悔いが残ってしまいますから」
「分かった」
そう言って私は、一歩前に出てローバウルに向けて手をかざす。
「おい?何をしているんだ?」
ナツの問いかけに答えず集中する。
「我が盟主天使よ 彼のものを天界へ導きたまえ 我が名は…」
そしてローバウルが光の粒となって消えていく。
「おまえたちの未来は始まったばかりだ」
「マスターーーー!!!!」
パァァン
「皆さん、本当にありがとう。ウェンディーとシャルルを頼みます」
声だけが響きローバウルは、天界へと旅立った。