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FAIRYの妖精
第3章 1.久しぶりの再会
そしていよいよ化猫の宿のメンバーが次々と消えていく。
その事に動揺するウェンディーとシャルル。
無理もないよね。
今まで一緒にいた人が目の前で消えていくなんて、辛いもんね…
あのときのことを思いだし自分の体をそっと抱き締める。
「……大丈夫か?」
タクミがその様子に気づき私に声をかける。
「うん、大丈夫」
「無理するなよ、俺はもうお前の前から消えないから安心しろ」
「………うん」
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