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文スト夢倉庫

第10章 新旧双黒+織田作/楽しい文化祭



劇も無事(?)終了し、舞台裏へ移動する。
そこには劇の台本を書いてくれた委員長が仁王立ちで立ちはだかっていた。


「やぁやぁ御三方。よくもまぁ私の台本を滅茶苦茶にしてくれたもんね」
「えっと…ごめんなさい…」
「俺らじゃねーだろ完全に太宰だろ…」
「ちょっと、自分もノリノリだったクセに人のせいにしないでよね」
「いや完全にお前ぇのせいだろ!!」
「騒ぐな3バカトリオ」


委員長のドスの利いた声が怖いです。


「それにしても。フリで良かったのに、みんなの前であんなに堂々とキスしてくれちゃってw」
「あっあれは、その…///」
「勿論、ワザとだけど?」
「ワザと?」


太宰さんはにっこりと笑って

「聖子は私のモノだって見せ付けておかないと、変な虫が湧いたら大変でしょ?」


なんて、その長い腕に閉じ込められて言われたものですから
もう顔から火が出るんじゃないかって気が気でなかったのでした。


Fin.




おまけ




「そういえば、さっき中原くんの足に何か黒いものが…」
「あぁ、アレな。…芥川、いるんだろ??」
「…その。すみません中也さん…」
「いいってことよ。どーせ太宰の命令だろ?」
「命令というか…。あそこで中也さんを止めなければ月尾先輩が危ないと聞いて…」
「…おいツッコミ処多すぎんだろ…」
「ねぇ聖子、そのドレス持って帰っても良いかな?」
「え? これはクラスの子の手作りだし、良いんじゃないかな?」
「こんなもん持って帰ってどうすんだよ?」
「決まってるじゃないか♪ 勿論このドレスを着た聖子を乱して…」
「おい月尾、今すぐこのドレス燃やすぞ」



おわり。


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