第2章 私には好きな人が居る
何で、こんなにモテモテになってるんだ、私は……!!
というか、白龍くんもアリババくんもモルさんが好きなんだとばかり思ってたんだけどさ……
違うの……?
だって、白龍くんなんか、モルさんの近くに居るだけで顔を赤くしてたし……
アリババくんだって、モルさんに……
モルさんに何かプレゼントをあげてたのをこの前見たし……
アリババ「華菜、お前はどっちを選ぶんだっ⁉︎」
白龍「華菜さんっ‼︎」
華菜「……私は……」
私は2人のこと、好きだけど……
でも、この好きはきっと……
『LOVE』じゃなく『LIKE』の方だと思う……
それに、私にはちゃんと好きな人が居るし……