第1章 2人からの告白
「…………」
「華菜さん……?」
「どうしたんだい、華菜さん?」
私はあまりの出来事について行けず周りからの声なども耳に入らず、固まっていた。
白龍「アリババさんが相手だろうと俺は彼女の事を渡すつもりはありませんっ!」
アリババ「俺だって、白龍なんかにアイツは渡さないぞっ!!」
白龍くんもアリババくんも私の気持ちをそっちのけで 言い争わないでほしい……
白龍「華菜さん、貴女の気持ちを聞かせて下さいっ!」
華菜「ちょっ……は、白龍くん///」
アリババ「なっ、白龍……お前、なに華菜の手を握ってんだよっ‼︎」
急に白龍くんから手を握られたから現実世界に帰ってこられたけど……
ねぇ、だから何が起きて居るのですか……?
どうして、私は白龍くんとアリババくんから告白されてるの……?
そして、今、どう言う状況なのか説明して……
なんで私は白龍くんに手を握られて見つめられてるの……!?
アラジン「うわぁー、白龍お兄さん積極的だね〜」
モルジアナ「凄いですね……白龍さん……」
アラジンもモルさんもそんなことを言ってないで、私に今の状況を簡単に説明してよ……!!