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どちらを選んでも将来、玉の輿だよねっ!(完)

第1章 2人からの告白


何故、アラジンやモルさんが楽しそうな顔をしているのか、何故、白龍くんとアリババくんが言い合いをしてるのか私には理解出来ない。

と言うか、あまりに突然の事だったから理解に時間が掛かっていて何が何やらの私です……。

アリババ「なぁ、華菜っ! お前は俺を選ぶよなっ!!」
白龍「華菜さんは俺を選んでくれますよねっ‼︎」
華菜「いや、あの……2人ともちょっと落ち着いて……」

私はそう言い掛けたがその声は白龍くんとアリババくんの言い争う声に掻き消された。

アリババ「なに言ってんだよ、白龍っ! 華菜はお前みたいな泣き虫野郎を選ぶわけねーだろ‼︎」
白龍「女癖の悪いアリババさんこそ、華菜さんが選ぶはずないですよっ‼︎」
アリババ「な、なんだと‼︎ もう一回言ってみろっ‼︎」
白龍「えぇ、良いですよ。 何回でも言ってあげますよ、この浮気男‼︎」
アリババ「なっ、俺は浮気男なんかじゃねーよっ‼︎」
アラジン「でも、アリババくんは『キレイなお姉さん達が居る場所』に僕を連れて遊びに行ってるじゃないか!」
アリババ「コラ、アラジン、その話は華菜の前では言うなよっ‼︎」
モルジアナ「アリババさん、華菜さんを『好き』と言いながら……最低ですっ‼︎」

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