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【弱ペダ・荒】狼な王子様?
第2章 男は皆・・・とは言うけれど
「布団かけろ!ばか!さみーだろ!」
「んー・・・先輩お母さんみたい」
「っせ」
と眠気眼で笑う名が
「私が床で寝ますよー」
ズルズルとベッドから這い降り様とする名に
「はー。いーから寝とけ」
と名の首根っこをつかみベットに戻し、自分はペラペラの布団を横に敷く。
「電気消すぞ」
返事はない。見るとぐっすり眠っている名。ベットに腰掛けその顔を撫でる。
「どーすりゃ、お前は俺のもんになんだ」
そう呟いて荒北も眠りについた。
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