Sweet Life 〜僕らの甘い時間〜【気象系BL】
第60章 なまリクII♡智の心さまリクエスト
サトくんの着替えが終わって、僕たちが一緒に下の階に降りると、サトくんのお母さんが朝ご飯を用意してくれていた。
「わぁ、お味噌汁だぁ」
「あら、もしかしてショウくんの家は、朝はパン食なのかしら?」
「はい。だから僕、こうゆうの憧れてて…」
ホッカホカの白いご飯と、あつあつのお味噌汁、フワフワの玉子焼きに、ネバネバの納豆…
どれもとっても美味しそう。
「さ、食べて?」
「はい、頂きま〜す」
お行儀良くお手々を合わせて、ホッカホカノのご飯をパクリとする。
それから熱々なお味噌をジュルッとすると、お口の中でご飯とお味噌汁が混ざって、
「うんま〜い♪」
「ふふ、ショウくん子供みたいよ?」
何言ってんの、サトくんだって子供のクセに(笑)
「だってほら…」
サトくんのお顔が近付いてきて、僕のほっぺにチュッとする。
「えっ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待って? こんな…サトくんのお母さんだっているのに…」
恥ずかしいじゃないか、チューなんて…
うぅぅぅ、お顔が熱いよぉ…
なのにサトくんたら…
「あれ〜? なんでショウくん真っ赤になってるの?」
なんて平気なお顔してるんだ。
ホント、サトくんたら“デリバリー”がないんだから…
「急にチューなんてされたら、ビックリしちゃうでしょ?」
もうε٩(๑> ₃ <)۶з
「チュー? ふふ、違うよぉ(笑) あのね、ショウくんのほっぺにね、ご飯付いてたの。だからね、取って上げたの」
へっ…?
あ、(๑¯∇¯๑)ハハハ
そうだったのね(;^_^A
もう、ドキドキしちゃったじゃんσ(//ω//)テヘ