Sweet Life 〜僕らの甘い時間〜【気象系BL】
第27章 パンティーしちゃいなよ♪ 【黄色に染まれ!】
歌が終わり、拍手が起こると、俺は朝から準備しておいたケーキをテーブルの中央に置いた。
7本立てた黄色い蝋燭に火を灯す。
「和、フーッてして?」
カ「うん!」
和が大きく言いを吸って、蠟燭に向かって一気に吐き出す。
サシジ『おめでとう~!』
カ「あ、ありがと…ごじゃます…」
あらあら、赤ちゃん言葉に戻っちゃってるよ(笑)
シ「はい、コレ僕からのプゼレント」
翔くんがカバンの中から、折り紙で作った黄色い花の花束を取り出し、和に差し出した。
カ「わぁ、すごい! コレ、全部ショウくんが作ったの?」
シ「実はママにも少し手伝って貰っちゃたんだけどね…」
翔くん、君って正直なんだな(^-^)
サ「僕からはコレ…」
サトくんがスケッチブックを和の前に差し出す。
カ「これってさっきの…」
サ「…うん」
カ「見てもいいの? さっきはダメ言ったでしょ?」
もしかして喧嘩の原因て…?
サ「あのね、内緒したかったの…。だからね、見ちゃダメって言っちゃったの…」
和がゆっくりスケッチブックの表紙を捲る。
そこに描いてあったのは、和の顔…?
子供ながらに和の特徴をちゃんと捉えている、とてもいい絵だ。
カ「ありがとう、サトくん! さっきは…ごめなさい…」
おっ、偉いぞ和!
ちゃんと”ごめんなさい”出来たね(*^^*)