Sweet Life 〜僕らの甘い時間〜【気象系BL】
第27章 パンティーしちゃいなよ♪ 【黄色に染まれ!】
「な、なに…? 僕、死んじゃうの…?」
いやいや、それ違うから…(;^_^A
シジ『カズ、お誕生日おめでとう!』
翔くんと潤くんがクラッカーの殻を手に、声を揃えて言う。
「へ…? あ、今日僕のお誕生日…」
和のビックリ顔が俺を見上げる。
「そうだよ? もしかして忘れてた?」
俺が答えてやると、和がコクコクと首を上下に振った。
シ「カズ、早く座って?」
ジ「カズの席ここな?」
次々言われて、若干戸惑い気味の和の手を引いて立たせてやると、和が二人が指ささす席へと腰を下した。
「ほら、サトくんも…」
サ「…ぁぃ…」
クラッカーの音が怖かったのか、サトくんが耳を塞いだままで席へと着く。
そう言えば、運動会のピストルの音も駄目だったっけな…( ´艸`)プップップッ
シ「じゃあ、パンティ始めるよ」
全員が席に着いたのを確認して、翔くんが声を上げた。
しかし”パンティ”って…(//∇//)
君は子供のくせに、なんつースケベさんなんだ…
先が思いやられるよ…
ジ「まずはお歌からだよね」
シ「うん。せ~の~!」
サシジ『はっぴばーすでーつーゆー はっぴばーすでーつーゆー…』
三人が手で拍子を取りながら、声を揃えて歌う。
その真ん中で、和はなんとも照れくさそうな顔をして笑っていた。
普段あまり感情を表に出さない和だけど、嬉しいんだよね…、きっと…