第1章 出会い
しかもよりによってその「陛下」っていうのがあの狼陛下って呼ばれてるは人だなんて…
どんな人なんだろう?
毛むくじゃら?
まさか…
想像するだけでも恐ろしい。
李順『こちらが陛下のお部屋になります』
「はい」
(はあ…緊張するなあ…)
李順『失礼いたします』
陛下『入れ』
陛下『君がバイトの妃か』
「はい…」
李順『先ほども申し上げましたが、お二人は他人の前では普通の夫婦のようにしていただければ結構です。』
「よろしくお願いいたします!」
陛下『へえ…
可愛らしい兎がやって来たものだな』
「へ⁉」
どういうこと⁉
。* ゚. ° * 。 .*゚ 。* ゚. ° * 。 .*゚
何だかよくわからない、不思議な人だったな…
でも、
綺麗な人だったな…
見た目からしてとても狼って感じではないけど
威圧的な雰囲気だったな、、
あれが狼陛下って言われてる原因なのかな…?