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狼陛下の花嫁 オリジナルストーリー

第1章 出会い


           
私の名前は汀 夕鈴。



父の紹介でバイトをするため、王宮に来ています…



(やっぱり流石王宮…立派建物が沢山あるなあ)




。* ゚. ° * 。 .*゚ 。* ゚. ° * 。 .*゚

父『なあ夕鈴』
夕鈴「何?父さん」
『知人の紹介なんだが、高賃金ですごく割のいい仕事があるらしいんだよ!
やってみないか?』
「高賃金ですごく割がいい?
うーん…やってもいいけど…」

。* ゚. ° * 。 .*゚ 。* ゚. ° * 。 .*゚



結局あの仕事って…なんだったんだろう?

詳しくは採用後、とは聞いていたけど…


「すみませーん、私、短期バイトで来ました、汀 夕鈴と申します」


。* ゚. ° * 。 .*゚ 。* ゚. ° * 。 .*゚


「え⁉陛下の臨時の花嫁ですか⁉」

突然そう言われ、私は驚きの声を上げる。


李順『はい。人前では夫婦のように接していただくだけで結構なので』


眼鏡をかけている李順さんという人が平然と言う。陛下の秘書のような人みたいだ。




「そ、そんなの聞いてないんですけど」

『いやー、でももう採用しちゃったんで』

「えー⁉」

『というわけで、よろしくお願いします。汀 夕鈴さん』




(え、えーと…何というか頭がついていかないんですけど…)






こうして私のバイト妃生活が始まった。
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