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レッテル 1
第30章 恐怖
「はやく!!」
路地に着くと千加が跳び跳ねていた。
あたしは千加に近づく。
「向こうで山吹色の髪の男が―――。」
千加が路地の向こうを指差す。
「お前等ここにいろ!!」
「うん!!」
誠也君は走った。
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