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レッテル 1

第30章 恐怖




ブーブー

電車を降りると電話がかかってきた。
千加だ。

「もしもし、どうし―――」

『今路地にいるんだけど大川先輩が通り魔に!!はやく来て!!』

千加が叫んだ。
そこで通話が切れる。
あたしは胸騒ぎがした。

「どうした?」

彼が見てくる。

「お…大川先輩が路地で通り魔におそわれてるって―――」

あたしは彼を見た。

「山吹色の髪の奴か!?」

「わかんない…。」

「行くぞ!!」

彼はあたしの腕を掴むと走った。




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