第26章 頂点を狙う者
「……クックックッ―――」
グシャッ―――
「ぐっ―――」
加藤の頭をテーブルに叩きつける。
「テメェは今日からワシの下で働くんジャ!!」
グシャグシャ―――
足で頭を踏みつける。
「ま…松下…テメェ…―――」
グシャッ―――
「松下?松下さんジャ!!」
さらに足で踏みつける。
「ホントにおどれはバカジャの!!ワシの計画通りに動きおって、ありがとさん!!もう、わかがしにも話つけとる。今日からワシが若頭補佐ジャ!!」
「……くっ…――――」
「まぁ、えぇわ。今日からよろしくな、加藤ぉ。」
松下は頭から足をおろすと笑いながら事務所を出ていった。