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レッテル 1
第25章 本気とファンの違い
「…バカ。」
軽く彼のお腹を殴る。
結局、学校は二人でサボった。
今は二人でベットに寝ている。
散らばった制服達が恥ずかしそうにこちらを見ていた。
「しゃーねぇだろ、好きなんだから。……お前が。」
腕を枕にした彼がこちらを見てくる。
「あたしだって好きに決まってんじゃんか。でも…ルイは―――」
「あ?」
「なんでもありません。」
あたしは口を閉じた。
そして、二人でじゃれ合う。
喧嘩がバカらしく思えた。
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