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レッテル 1

第18章 絶望から希望へ




「クソがっ!!年下の癖に生意気言いやがって!!」

迎えに来た車に乗った松下が叫んだ。
周りの者は驚いている。

「ま…松下さん、例の情報を―――」

隣に座っていた男が松下に大きな封筒を渡した。

「おぅ………この女か。なかなかの女だな、それに父親が朝日 道清…?どっかで―――。」

松下は考えていた。

「松下さん…?」

「まぁ、いい。光浦…失敗すんじゃねーゾ?」

「はい。」

光浦は頭を軽く下げた。

「………加藤の野郎……、ワシが食いつくしてやるわ。小物が。」

松下は拳を握った。



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