• テキストサイズ

レッテル 1

第17章 危険な企み




「……どうしたら…強くなれるの?」

あたしの腕から離れると涙を手で拭いながら勇人君は言った。

「力だけが強いわけじゃねーよ。変えたいっつう気持ちが大事なんだよ。」

そう言って彼は歩きだした。

「どこいくの?」

あたしは彼に尋ねる。

「少学校。そいつおくんねーと道わかんねーだろ。」

彼は振り向かずに行った。

「勇人君行こっか。」

勇人君の手を掴む。

「うん。」

元気に勇人君は応えた。




/ 1026ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp