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レッテル 1

第13章 悪夢




「さて…そろそろ――」

彼の呼吸があらくなった。

「いやいやいやいやーーー!!」

あたしは叫んだ。

「うるさい、だまれ。」

彼の手が上がった。
あたしは目を閉じた。
けれど、いくらまてども手は降りて来ない。
あたしは不思議に思い目を開けた。

「よぉ…テメェは全殺しだけじゃ済まさねぇ…。」

そこには、あたしの大好きな彼がいた。




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