• テキストサイズ

レッテル 1

第12章 手






誰も知らないお話があります。







ある男の子には保育園から中のよい親友がいました。

その子は、とっても無愛想であまり人から好かれませんでした。

けれど男の子はその子とずっと一緒にいました。

ある日無愛想な親友が言いました。


"好きな人が出来たと。"


男の子にも好きな人がいたので、男の子は一緒に頑張ろうと思いました。

男の子の好きな子はとても人気のある子でした。

だけど、男の子は諦めずに影から女の子を毎日眺めていました。

時折見せる女の子の笑顔の虜だったのです。

だから毎日眺めました。

そして、親友が好きな子が出来たと言った日から一ヶ月後、

親友は一枚の写真の切り抜きを眺めていました。

男の子は何気なくそれを見ました

それは、自分の好きな女の子の写真だったのです。


/ 1026ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp